すでにお知らせしています通り、明日はお休みです。今日と併せて連休となりますのでご注意ください。
ところで、茶壷房紅茶さん、よもぎBOOKSさんと一緒に、「夏のお茶会と本2」を開催して、1か月が経ってしまいました。
今回は、前回と違って、もう少しオープンに。よもぎBOOKSさんにて、10名ほどが集まって、それぞれの、今、紹介したい本を教えてもらいました。
ひとことで言えば、とても楽しい時間で、あっという間にタイムアップという感じでした。まだまだみなさんのお話を聞いていたい。でもそれくらいがよいのかなと、今になって思います。また開催しようという思いが残ったから。
紹介の仕方も自由にということで、茶壷房さんは当初の予定通り、朗読してくださったのですが、1冊に関しては照明を落としてキャンドルを灯すという演出に。これが思いのほか雰囲気が出て好評でした。また、耳で聞いたのと、実際に本を手に取って絵を見ると、イメージとは全然違うという意見もあり、おもしろかったです。
参加者のみなさんが、その本がどんな本か、何をおもしろいと感じたかなどを伝え、それを聞いて、他の人が思いを口に出したり出さなかったり（無理に意見を言う必要はないと思うのですよ、何か感じて発信したいと思ったらすればよいと）。
年も違えば、環境も違うであろういろんな人が、本というキーで集まれたことは、前回よりも広がりがあって、よかったことのひとつです。
個人的に一番興味深かったのは、紹介された本のほとんどが、小説というか物語というかフィクションものではなかったことです。私はそういう本を好んで読むのですが、今回、詩やエッセイやドキュメンタリー的なものなど、普段自ら進んで手に取ることのあまりないジャンルの本が紹介されて、みなさん見事に違ったテイストの本を持ってきてくださいました。新しい世界が開けました。
本を読んで、元気をもらったり、力をもらったり、考えたり、感じたり、いろいろ影響を受けて、そして今日も前に進んでいく。そんな印象を持ちました。ますます本が好きになるような。さらには、本を通じて、人と人とがつながれることが、なにより楽しいと思います。
ちなみに、今回茶壷房さんが用意してくれた紅茶はミントティ。（いわゆる、ミントの葉にお湯を注いで作るハーブティではなく、紅茶ベースのものです）意外にも、ミルクと砂糖を入れたほうがいいわよと言われ、その通りにして飲むとすごくおいしかったです。こくもあるのに、ミントのさわやかさがあって、夏にぴったりの紅茶でした。当店からは、数種類のクッキーをご用意しました。
お時間の限りある中、参加してくださったみなさまありがとうございました。なごやかで、すてきな時間を過ごせました。私が一番楽しんでいたかも(!?)
ということで、またの機会に。
