今日は下高井戸シネマでイングリッシュガーデンを。
（眠っちゃいませんように…）
それにしても暑い日が続きますね。夏はお店が暇なのは、毎年のことなので仕方がないんですが。7月に入ってからの暇さ加減は、仕方がないと言っている場合じゃあないですねぇ。暑さに強い私の元気だけが空回りです。
そんな暇な時だからこそ、開催してみたのが小さな読書会。思っていた以上に、楽しかったです。
そもそも。
茶壷房さんと私とのおしゃべりから端を発したこの企画。
本好きの私は、時に、仲のよいお客さまと本を回し読みしているんですが、それがなかなか楽しいと。自分が知らなかった作家さんを知れたり、同じ本を読んで感じたことを言い合ったり。世界が広がるし、お客さまとの細かったつながりが太くなっていくし。
茶壷房さんのお客さまでも本好きの方がいらっしゃるというので、読書会をしてみるのも楽しいかも。おいしい紅茶とお菓子をお供に。茶壷房さんも私も、イギリス好きだし、絵本や児童書好きだし、そのあたりからしてみてはどうだろう。
そんなことを話していたら、当店のお向かいに、よもぎBOOKSさんが開店。絵本がたくさん置いてあるので、これはと思い、読書会へお誘いしました。
茶壷房さんはティーソーダを、こいけ菓子店ではトライフルを用意しました。
そして、みんなに知ってもらいたい、よもぎBOOKSさんがそう思う本をセレクトしてもらいました。
「くままでのおさらい」と、そのスピンオフブック「うさぎまでのおさらい」
帯に哲学絵本とあるだけあって、奥深い本です。みなさんが感じたことはさまざま。それを聞いて思うこともさまざま。話はあっちへとび、こっちへとび、それがまたおもしろく。予定の1時間はあっという間に過ぎてしまいました。
他に、「きぼうのかんづめ」「くまとやまねこ」を紹介してくれました。
読書会というものに参加したこともないのですが、私としては堅苦しくとらえず、本という共通の興味でつながれるお茶会という感覚で開催しました。とはいえ、始まってみなければ、どうなるのかわからないという不安もありました。けれど、予想をはるかに超えて楽しかったです。
茶壷房さんも、無理やりつながるのではなく、気が合う人同士がゆるくというか、ほどよい距離で、でも建前ではなく胸襟を開いてつながれるのがいいというようなことを、常々、言っていました。それぞれのお店のお客さまということで、趣味嗜好が似ている部分も多いせいか、初対面でも和やかな会になったかなぁと思います。
加えて、私たちも商売をしている身ですから、それぞれのお店を知ってもらって、つながってもらえる機会になれたならと思っています。
ちなみに、よもぎBOOKSさんがTwitterでこの様子を写真で紹介してくれてますので、参考までに。
よもぎBOOKS
